2024/03/23

今年2回目の防災訓練を行いました!

今年度2回目の防災訓練を実施しました。

今回は線状降水帯による「水害被害」を想定した訓練でした。

看護科災害対策委員会では、念願の簡易無線機と今年の課題である搬送に必要な布担架・エアストレッチャーを購入していただきました。9 月に日立消防の方々から学んだ緊急搬送法の復習、そして、事前に簡易無線機や担架の使用方法を委員で確認し訓練に臨みました。

今回の訓練では、いつもの砂利ではなく、実際に一人の人を搬送するため、安全面を十分に考慮しながら、水平避難と垂直避難の訓練を行いました。一人の患者さんを搬送する大変さを体感し、装備の使い方や体力維持等日頃の訓練の重要性を改めて実感しました。

                    

                    

                            

                   

      【事前に簡易無線機・担架の使用方法について勉強会を実施】





【患者さんを搬送することの大変さを体感、日頃の訓練の必要性を実感】

訓練後の反省会では、装備の使用方法再確認、護送・独歩患者の搬送方法、搬送時の安全管理、トリアージ、避難経路の整備、院外避難場所までの経路について等、新たな課題が見つかり次年度の活動に繋げていくことになりました。


また、今年度看護科災害対策委員会では委員の3名が、茨城県看護協会で開催された『災害支援ナース養成研修』に参加し、災害支援ナースの登録を行いました。災害の多い日本で、災害に強い病院を目指して取り組んでいきたいと改めて思いました。

院内災害対策委員会、訓練企画担当の皆様 ありがとうございました!

 看護科災害対策委員会





第6回『KAMOゼミ!』高次脳機能障害の編

2024年12月21日

第6回目のテーマは高次脳機能障害でした。

高次脳機能障害は外からは分かりにくく、自覚症状も薄いため隠れた障害と言われています。看護師が気づけることで日常生活における援助方法も変わり、患者さんの予後にも影響してきます。

今回は観察のポイントや援助方法について、実践的に学ぶことが出来ました。





今回で今年度最後のKAMOゼミとなりました。

脳卒中リハビリテーション看護認定看護師の鴨志田ナース1年間ありがとうございました!

今年度も教育担当として、一緒に脳卒中看護について勉強させていただき、新たな知見等もあり定期的に学ぶ重要性を感じました。

今後も患者さんのために多くの方に参加していただきたいです。

 教育担当




日本看護学会学術集会に参加してきました。

ご報告が遅れました。 

2023年11月8日~9日、パシフィコ横浜で開催された日本看護学会学術集会に参加してきました。今年のテーマは「看護職の働き方を変え、新たな看護の価値を創造しよう」でした。

現在の看護を取り巻く社会情勢や看護政策がどのようになっているのか確認出来たとともに、現在取り組んでいる課題は他施設でも同じような課題となっていました。

【参加者からの声】

◆全国の看護職がどのようなテーマで研究活動に取り組んでいるのかについて情報収集が出来たので、今後の研究活動に繋げていきたいと思いました。そして、常にアンテナを立てて問題解決へ向けて取り組んでいきたいと感じました。

◆学会の中で何度か耳にした他施設で行われている「語り合い」「自由なカンファレンス」「想いの共有」等、共感した部分、学びとなった所は積極的に取り入れながら、看護や看護研究に生かしていきたいと思います。


昨年より日本看護学会学術集会では、研究発表だけでなく、実践報告も行っている為、これまでの学会とは違った雰囲気の中で、より身近な問題として捉えることが出来ました。

今後も看護職員の皆様に、看護研究に興味を持っていただき、学会にも積極的に参加していいただければと思います。

【基調講演、教育講演、興味のある演題が盛りだくさんでした】

【学会1日目終了後、横浜の夜景で癒されました】


レベルⅣ 看護研究コース

2023/12/19

ケーススタディ発表会を行いました。

 今年度ラダーⅡにチャレンジ中の7名の若手看護師がケーススタディの発表をしました。
 これまで自分の受け持った患者さんの中で特に印象に残った事例を挙げ、自分が決めたテーマに沿って各々の看護を振り返り考察したことをプレゼンしました。そしてフロアと意見交換し、自己の学びをさらに深めていきました。







【今年度のテーマ】

・難聴の患者の看護における適切なコミュニケーションに関する考察

・術後創部痛により食欲不振のある患者へのポジショニングの有用性

・経鼻胃管挿入中患者への経口摂取に向けた看護

・長期入院による認知機能低下にて転倒・転落を繰り返す患者に対してのアプローチ

・左片麻痺に陥った患者のADL向上に向けた関わり方

・難聴患者に対する関わり方 ~患者に適したコミュニケーション方法について~

・腹臥位症例におけるワセリンの効果 腰部脊柱管狭窄症手術を受ける1症例の検討

2023/10/26

ラダーレベルⅣ 看護研究コース

現在、看護研究コースでは「研究テーマの絞り込み」に入っています。

日頃から現場で、「これはおかしい!」「これは疑問だ!」と感じたり、気づいたりしている疑問や問題状況を思い起こし、その内容を書き出しています。

今回は書き出したテーマについて、皆でディスカッションしました。皆の意見を聞きながら更に深めていきます。

そして、文献検索・文献検討を行い、12月を目標に研究テーマを決めていきます。

患者さんやご家族にとってより良い療養環境を提供できるように、異動になった看護師が困らないような教育プログラムの作成、プリセプター教育プログラムの検討など、明るい未来をイメージしながら取り組んでいきたいと思います。

お忙しい中、看護研究の時間を提供していただき感謝致します。

来月は”日本看護学会学術集会”に参加し情報収集してきたいと思います。



看護科教育委員会 ラダーレベルⅣ担当

2023/10/25

褥瘡委員会主催『オムツの基本的な当て方』についての勉強会が行われました。

今回褥瘡委員会の勉強会として、ユニチャームの方に来ていただき、オムツ交換についての講義を受けました。 久しぶりの勉強会でしたが、多くのスタッフが参加してくれました。








オムツの基本的な当て方について学びましたが、正しい当て方を聞くことで、普段のオムツの当て方の間違いに気づくこともあり、みんなが頷きながら納得している様子がみられました。 

今回教えていただいた事を周知し、日頃のケアに繋げていきたいです。

また、今後もみんなの興味がある内容について、勉強会を企画したいと思います。

 看護科 褥瘡委員会

2023/10/24

ラダーレベルⅠ『院内ローテーション研修』頑張っています!

今年もラダーレベルⅠの『院内ローテーション研修』が開始されました。

この研修の目的は

1.各部署の看護の特性・役割・実際の動きを理解できる。
2.患者さんの診療の流れにおいて、どのようなスタッフが関与しているのかを知り、看護師の業務を幅広くとらえることができる。
3.看護師として必要となる知識・技術を、各部署の特性に焦点化し理解できる。

となっています。

夜勤導入へ向けて、病棟・外来・集中治療室・手術室の看護師の役割と実際の動きを理解し、お互い連携が図れるようにすることも目的の一つです。また、自部署では経験出来ない看護技術を習得していきます。




新人のみなさん、やや緊張気味でしたが、新たな分野の看護師の役割を知り、
少しリフレッシュされているようにも見えました。

       引き続き研修が続きます。皆さん頑張ってください!


 看護科 教育担当


2023/10/20

第5回『KAMOゼミ!』

第5回は事例を通して学ぶというテーマで、
事例を通して、患者さんに今何が起きているのか、何故起きているのか、皆でディスカッションしながら、観察と看護のポイントを学んでいきました。

そして、患者さんの状態変化を”実際にDrコール???”するという課題もあり、皆さんドキドキしながら真剣に考えていました。(私もドキドキでした)







患者さんの経過に合わせた観察、そして的確なアセスメント力が、患者さんの急変予防と早期発見に繋がります。とても有意義な事例検討会となりました。

皆様お疲れ様でした!
鴨志田認定看護師いつもありがとうございます!

 看護科 教育担当

2023/10/13

看護職員募集中です!

現在、SCU開設に向けて看護職員を募集しております。

経験問わず脳神経外科看護に興味のある方大歓迎です。一緒に働きませんか?

当院では、病院説明会と職場の雰囲気を知ることができる見学会を毎月第3土曜日に企画しています。(日程調整可能。応相談

↓下記より参加申込み可能です。

http://seirei-memorial.com/nursing/information-session.html


↓直接エントリーも可能です!

http://seirei-memorial.com/recruit/nurse.html

スタッフ一同、皆さまにお会いできることを楽しみにしています。




看護科 人事担当


2023/10/11

ラダーレベルⅠ集合研修を行いました。

今回の研修テーマは『フィジカルアセスメント』についてでした。

内容の幅が広いため、新人さんたちは一つ一つ思い出し、頭を抱えながら研修を受けていました。

研修後のアンケートからは、

「分かりやすく、フィジカルアセスメントの大切さがわかった。」
「改めてフィジカルアセスメントについて学習できてよかったです。これからの仕事に活かしていきたいです。」
「ローテーション研修に向けていい勉強になった」
「基礎の1つであるフィジカルアセスメントについて改めて学ぶことができた。」
「全身状態の観察が大切なことがわかった。」
「バイタルサインでとる項目で問題があればどんなことにつながるのかが大変勉強になりました。」

との感想をいただき、有意義な研修であったと思います。

フィジカルアセスメントは患者さんを観察するための一番身近な内容となるため、今回の研修でフィジカルアセスメントの重要性を知り、今後患者さんを看る目を養っていく機会となればと思います。

お疲れ様でした!


看護科教育委員会 ラダーレベルⅠ担当